「ブランディング」って、なんとなくわかるようでわからない言葉ですよね〜笑
ブランディングとは
- 「この商品といえばあのブランドね。」
- 「このブランドといえばアレだね!」
というように
顧客や消費者の頭の中にイメージされること、そしてその認知を高めるための取り組みです。
それは、売上(業績)や企業そのものの価値を高めることにつながります。
世の中に同じ人がいないように、同じ企業もありません。
ひとつひとつ違う、その個性や価値を高めることで、顧客や消費者にとって唯一の存在になります。
信頼や共感で、顧客の中での存在価値を高め、ずーっと良い関係を築く、そのための取り組みなのです。
『経営ブランドデザイン®︎』では、わかりにくいので「在り方・魅せ方・広げ方」という、3つのことばで大きく分類しています。
簡単に図にまとめてみました。
下の方から見てみてください。
ブランディングで最も大切な、ふたつの「P」。
「売上を上げたいな」と思ったとき、とりあえずマーケティングを行うことが多いと思います。
もちろんマーケティングは必要なことで、特に緊急性が高いときはまず手を付けるべきでしょう。
ただそのときに「どんな方法をとるのか、どこへ向かうのか、どう表現するのか」などが定まっていないと
あちこちブレたり、わからなくなったり、ムダなことをしてしまう可能性があります。
緊急事態ではないとしたら、最初に考えてほしいのが、図の一番下にある ふたつの『P』です。
パッション(情熱)とパーパス(目的)
パーパスは近年特に重要視されていますね。
目的や存在意義などと訳されますが、主に『社会的な』意味合いが強いです。
「なぜ、やるの?」
社会にとって、自社やサービスがどのような貢献ができるのか?
なぜこの商品やサービスが、消費者にとって必要なのか?
明確に、ことばにできているでしょうか?
パッションは情熱。
熱い想い、好きなこと、やりたいこと、原動力になる部分です。
これもまた
「なぜ、やるの?」
人の役に立ちたい。美味しい料理を作りたい。
悩みを解決したい。特技をいかしたい。
働くあなたの(経営するあなたの)熱い想いはどこに向かっているでしょうか?
パーパスもパッションも、どちらも「Why?」から始まる
何をするかではなく、なぜやるのか。
ブランドづくりにおいての『燃料』となる部分です。
この在り方の部分、つまり『ブランディングの根っこ』がしっかりとあれば、
その後のミッションやビジョンをはじめ、具体的な戦略、マーケティングまでが整えやすくなります。
まずふたつの「P」パッションとパーパスを決めよう
本当の価値を見出し、正しい方向へと進むための「道しるべ」となってくれます!
ぜひこの、ふたつの『P』、パッションとパーパスを言語化してみてください!
「経営理念があるよ」という方は、その理念がひとに伝わる言葉になっているか?
社会からみた意義があるか?という視点で、深掘りしてみてくださいね。
次回は「ブランドの木」について、お話したいと思います。
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